今回はクサビ足場の筋交いについて解説します
今回の記事の出典はどこからですか?
今回も仮設工業会が出版している
くさび緊結式足場の組み立て及び使用に関する技術基準からです
分かりやすく解説します
くさび緊結式足場の組み立て及び使用に関する技術基準からです
分かりやすく解説します
よろしくお願いいたします。
基本ルール
筋交いの基本的な事を解説します
筋交いとは何ですか?
筋(すじ)かいは、支柱と支柱の間に斜めに入れて足場の構造を補強する部材で、
筋交いまたは筋違いと表記されます。 ブレース(brace)ともいいます。
構造体の耐震性を強める効果があるため建築物に必要不可欠で、建築基準法は一定の割合で筋交いを使用することを義務づけています。
筋交いまたは筋違いと表記されます。 ブレース(brace)ともいいます。
構造体の耐震性を強める効果があるため建築物に必要不可欠で、建築基準法は一定の割合で筋交いを使用することを義務づけています。
斜材と筋交いの違いは何ですか?
筋交い・筋違いとは、建物に加えられる地震力(水平力)に抵抗するため、柱間に入れる斜材を指します。
「筋交い」や「筋違い」とはどちらも同じです。
一般的に木造では斜材が一方のみに入っているものを「片筋かい」といい、「 × 」のように2本使用しているものを「たすき掛け筋かい」
「筋交い」や「筋違い」とはどちらも同じです。
一般的に木造では斜材が一方のみに入っているものを「片筋かい」といい、「 × 」のように2本使用しているものを「たすき掛け筋かい」
筋交いには以下の点に注意が必要です。
足場の後踏み側(建物側ではない面)には、全層・全スパンにわたって筋交い等を設置する必要があります。
クサビ式足場用斜材
クサビ式足場の設置方法を解説します。
以下が
筋交い関する条件です
以下が
筋交い関する条件です
- 設置方法
- 「6層6スパン以内」ごとに、**交差2方向(X字型)**に設置する。
- 傾きは水平に対して約45°。
- 理由・背景
- くさび式斜材は直径27.2mmくらいの細いパイプが多く、鋼管より強度が小さい。
よって大筋かいより間隔を狭く(6層6スパン)して設置する。
- くさび式斜材は直径27.2mmくらいの細いパイプが多く、鋼管より強度が小さい。
- 設置の注意点
- 床付き布枠や緊結部付床付き布枠の「交点」にできるだけ取り付ける。
- 斜材は連続して設置する方が剛性が上がり強い。
- でも、現場状況によって緊結できない場合は途切れても仕方ない(許容)。
- 6層6スパンの範囲以外の箇所は
各層ごとに3スパン以下に1本の割合を下回らない本数の斜材を設置
難しいですね!?
では下の図をみてください!!!
良くわかりました!
単管足場、単管ブラケット足場用斜材
次は単管足場の筋交いについて説明します。
クサビ足場の基準とは違うんですね!!
そうです!
単管足場の筋交いについての基準を以下にまとめてみました。
単管足場の筋交いについての基準を以下にまとめてみました。
- 設置方法
- 「8層8スパン以内」ごとに、**交差2方向(X字型)**に設置する。
- 傾きは水平に対して約45°。
- 筋かいは、各支柱に緊結する(しっかり締める)。
- 理由・背景
- 単管足場(丸太のような足場)では、15m垂直、16.5m水平方向ごとに交差配置するのが標準。
- クサビ足場は1スパンが約1.8m、1層も約1.8m~1.9mなので、8層8スパンに区切った方が、
- 構造上無理がない
- 斜材が支柱と布材の交点を通るので効果的
分かりやすく解説してください!
赤いラインが筋交い単管です!
良くわかりました!!
クサビ緊結式足場先行手摺
次は
クサビ足場の先行手摺について解説します。
クサビ足場の先行手摺について解説します。
先行手摺に筋交いは必要なんですか?
基本的には筋交いは必要ないですが注意点があります
以下の点に注意が必要です
以下の点に注意が必要です
- 設置方法
- 先行手すりは「くさび式足場用斜材」と同等の性能を持つと認定されているので、筋交い代わりに使える。
- 注意点
- 最下層には取り付けが難しい場合がある。
その場合は、3スパン以内ごとに斜材か大筋かい(足場用鋼管)を設置する必要がある。
- 最下層には取り付けが難しい場合がある。
良くわかりません!!
下の図を参考にしてください!
注意は最下層に3スパンに一か所筋交いを入れる必要があります。
クサビ足場用のブレスが入る場合は問題ないのですが、(この絵の左の雲マーク)
クサビ足場用のブレスが入らない場合単管で筋交いを取ります。(この絵の右側の雲マーク)
クサビ足場用のブレスが入る場合は問題ないのですが、(この絵の左の雲マーク)
クサビ足場用のブレスが入らない場合単管で筋交いを取ります。(この絵の右側の雲マーク)
良くわかりました!!
まとめ
単管足場では「8層8スパン以内なら鋼管筋かい」、クサビ足場では「6層6スパン以内ならくさび斜材」、「または先行手すり」を交差して設置しなければならない。
強度確保のため、できるだけ支柱交点に連続して付けることが重要!
種類 | 間隔 | 特徴・注意点 |
大筋かい(鋼管足場) | 8層8スパン以内交差配置 | 強度高い、各支柱にしっかり固定 |
くさび式足場用斜材 | 6層6スパン以内交差配置 | 少し弱いので密に設置、なるべく連続 |
先行手すり | 最下層以外OK | 筋交いの代用可、最下層対策必 |
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