今回は足場支柱と布材について足場の作図や組み立てに必要な情報を紹介していきましょう!
労働安全衛生規則に基づいて紹介していきます。
労働安全衛生規則に基づいて紹介していきます。
よろしくお願いいたします。
正確に理解したいですね!
正確に理解したいですね!
目次
足場の支柱についての注意事項 (緊結部付支柱)
建地間隔について
まず建地の間隔について労働安全衛生規則 第571条 を理解する必要があります。
何が記載されているのですか?
この考え方では最大足場の幅は1500mmまでとされていますが一般的には1200mmまでですね。
注意したいのは桁方向(長手方向)が1850mmまでです。
単管足場を組むとき桁方向が2000mmではNGとなります。
注意したいのは桁方向(長手方向)が1850mmまでです。
単管足場を組むとき桁方向が2000mmではNGとなります。
なるほど!! それで足場の幅は600mm、900mm、1200mmなんですね!!
足場支柱について
次は足場支柱の安全対策についての知識を考えよう!
ところで
足場の支柱にはどんな方向に力がかかっていると思いますか?
ところで
足場の支柱にはどんな方向に力がかかっていると思いますか?
足場には人が乗りますし、足場の荷重もすべて下方向に力がかかっていると思います。
そう思うよね!
でもそれだけでは無いんです!
足場には垂直方向の力だけでは無く
水平方向の力が大きくかかってきます。
でもそれだけでは無いんです!
足場には垂直方向の力だけでは無く
水平方向の力が大きくかかってきます。
そうなんですか??
この絵を見てもわかるように足場には垂直方向の力だけでなく
風などによって建物側に倒れる力と、建物から離れようとする水平方向の力がかかります。
風などによって建物側に倒れる力と、建物から離れようとする水平方向の力がかかります。

この図にあるように足場には内側には壁つなぎを設けて水平方向の力を支える事になります。
また
外側の支柱が風などによってこの絵でいうと右方向や上方向の力がかかる事から
足場の支柱は大きな引張力に足場が倒壊しない様に
支柱と支柱の間には必ず抜止め機能のあるピンを使う必要があります。足場の図面を書く時にこのピンがどこに来るかを前もって考えておく必要もあります。
また
外側の支柱が風などによってこの絵でいうと右方向や上方向の力がかかる事から
足場の支柱は大きな引張力に足場が倒壊しない様に
支柱と支柱の間には必ず抜止め機能のあるピンを使う必要があります。足場の図面を書く時にこのピンがどこに来るかを前もって考えておく必要もあります。
なるほど!! とても大切な事なんですね!!
足場の組み立て時には抜止めが正しく機能しているかチェックしないといけませんね!!
足場の組み立て時には抜止めが正しく機能しているかチェックしないといけませんね!!
足場の布について
つぎは足場の布について考えていこう!
足場の布って何の事ですか??
- 足場における布とは、建地を水平方向に連結する部材の事です。水平材とも呼ばれます。
足場の種類によって呼び方や形状は異なりますが、共通して横揺れを防ぎ、足場構造を安定させる役割を持っています。
代表的な物を以下に挙げます。
- 単管足場:水平に渡す鋼管を「布」と呼ぶ
- 枠組足場:ロック付き金具で固定された「布板」や「床付き布板」が布となる
- くさび緊結式足場:床付き布板や緊結部付きの布板など、複数の種類があり、いずれも「布」として機能する
要するに、「布」とは足場を水平方向から支える重要なパーツの事ですね!、
地上第一の布の位置について
では次に足場の地上第一の布の高さについて考えよう!!
これも労働安全衛生規則の第571条に決められている!
これも労働安全衛生規則の第571条に決められている!
適当に設置してはダメなんですね!!
足場の図面を書く時にもとても大切な基準です!!

法令をまとめると以下の通りです!!
📍 地上第一の布について
労働安全衛生規則 第571条では、「地上第一の布」は地上から2m以下の位置に設置することと定められています。
この布は、足場の縦の支柱(建地)同士を横につないで、ぐらつきを防ぐためのものです。建地が横に倒れたり、曲がったりするのを防ぐ「座屈防止」の役割があります。
なお、布と根がらみは別物です。
- 根がらみは地面すぐ近くに設置される補強材
- 布は地上から高い位置(2m以内)に設置されます
安全な足場を作るために、地上第一の布を適切な高さに設置し、根がらみとは区別することが大切です。
今回の足場の支柱と布材の話はここまでです!!
小さなことに思えるけれど足場図面を書く時や足場を組み立てる時には絶対知っておかなければならない情報です!!
特にクライアントから色々な要求があると思うけれど法規で決められている事を理解しておくなら安全を担保することが出来ます!!
小さなことに思えるけれど足場図面を書く時や足場を組み立てる時には絶対知っておかなければならない情報です!!
特にクライアントから色々な要求があると思うけれど法規で決められている事を理解しておくなら安全を担保することが出来ます!!
分かりました!!ありがとうございます!!!!
まとめ
1,建地の間隔は、桁行方向(長手方向)を1.85メートル以下、はり間方向(奥行方向)は1.5メートル以下とする事。
2,足場の支柱は大きな引張力に足場が倒壊しない様に支柱と支柱の間には必ず抜止め機能のあるピンを使う事。
3,建物と足場の間には壁つなぎを入れる事
4,第一の布は地上から2mのところに設ける事
2,足場の支柱は大きな引張力に足場が倒壊しない様に支柱と支柱の間には必ず抜止め機能のあるピンを使う事。
3,建物と足場の間には壁つなぎを入れる事
4,第一の布は地上から2mのところに設ける事